年商1億超えるまでは信用金庫と付き合うこと!

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いざという時に貸してくれる! 銀行との付き合い方

■年商1億超えるまでは信用金庫と「だけ」お付き合いしといた方が良い

メガバンクや地方銀行は、1億に満たないと「小さい事業所」とみなされて大事にしてくれないものです。扱いが雑になります。
なので、それらより地域密着型でフットワーク軽い「信用金庫」と付き合った方が絶対良いです。

■銀行は最低3行と付き合うべき

1行だけの取引で何年も継続していくなんてあまりにも危険です。
その1行の方針が変わっただけで一貫の終わり、なんてことになります。
リスク分散の意味で最低3行とお付き合いしましょう。

「でもそんなことしたらメインバンクが怒るのでは」って?
怒りはしません。ほかの銀行にとられるかも、と焦るだけです。

なので、3行をうまく駆け引きしながら天秤にかけるべきです。
再度言いますが、1行だけの取引なんてあまりにもリスクがあり過ぎます。
「3行と付き合っておく」ということは、融資の申込は3回はチャンスがある
ってことですから、これは大きいです!

■3行とどんな付き合いをするか

普段からの3行との付き合い方ですか?
たとえば・・・
〇〇信金 ・・・・・・売上入金
△△信金 ・・・・・・家賃・給与の引き落し
□□信金・・・・・ 定期積金
ってな感じですね。

そして、むこうから訪問してくれるところを探していきましょう。
月1回会って20分〜30分くらい雑談出来たら十分です。

その中で自事業所の業績を銀行員に報告出来ますからね〜
? 業績が悪かったら逆効果では?
いや、悪くてもOKです。
定期的にきちんと報告してると、間違いなく良い印象になります。

■銀行員が来ない?

しかし・・・
経営者の方々から「最近、銀行員がなかなか来ない」という愚痴を
聞くことが増えてきましたね。
たとえば、これまで毎月きっちり来てたのが3か月くらい間が空いてきた、
みたいな。

これは金融庁方針でどんどん銀行のリストラが進んでいってるからです。
地銀の約半数が本業赤字に陥ってたりするので、合併を促してますし、メガバンクも大幅な人員削減が続いています。信用金庫もしかり。。。
これを何とかするべく金融庁が統廃合を勧めたりリストラを促したりしているのです。

当然ながら、今後銀行員の数も減って、結果、訪問も減少しているのです。
そんな状況なので・・・

■こちらから定期的に銀行訪問をする!

こちらから支店を訪問するのが良いです。
来てくれないのなら、こちらから行くのです。

理想をいうなら、2ケ月に一度試算表を持って、大きく動いた勘定科目を1〜3つに絞って説明することです。
A4で1〜3枚にまとめて30分程度面談するのがおすすめです。
そう、3行ともにです。

こちらから訪問すれば、いくら忙しくても対応してくれます。
しかしこの話を経営者にすると「いや〜そんなん抵抗あるな〜 行きにくいな〜」
と強く抵抗されますけどね(笑)

もしこちらから訪問しようとしているのに、あきらかに迷惑そうな雰囲気をただよわせる銀行だったら縁を切ってしまいましょう。
こちらから情報提供してあげているのに、そんな態度は失礼きわまりありません。
そんな「しょうもない銀行」とは縁を切って、他の銀行に鞍替えするのです。
数が減ってるとは言え、他にも銀行はありますから。

あと・・・

■支店長を知ってるのがスゴイこと!?

世の中の経営者の方々は銀行の支店長と懇意にしていたら自慢したがる傾向が強いですね〜
支店長と懇意にしているのは悪いことではないですが、それより銀行内だったら〇〇〇〇と繋がってる方がずっと有利ですよ!

イメージが出来ない場合はお問い合わせください。

この記事を書いたのは、融資サポーター せんしん経営コンサルティング 桑山 吉嗣

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